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質保証システム

1.分野別認証評価機関の認証

 ABEST21は、科学技術の高度化、社会・経済・文化のグローバル化、情報化等の加速度的な進展に対して、世界に通用するマネジメント人材の育成を使命とする高等教育機関の“マネジメント教育の質保証”を目的とするために、わが国の文部科学相より下記分野の専門職大学院の分野別認証評価機関として認証されました。

  • 1.2007年10月12日、経営分野(経営管理、技術経営、ファイナンス、経営情報)
  • 2.2011年10月31日、知的財産分野

2.質保証の基本視点

 ABEST21は、“マネジメント教育の質保証”のために、下記の視点から評価をいたします。

1)マネジメント教育プログラムの教育特徴の伸長
各経営大学院のDNAに基づくユニークな教育特徴をより一層伸長させていく視点から評価をいたします。
2)グローバル化に対応したマネジメント教育研究の推進
グローバル化に対応するマネジメント教育研究環境の整備に向けた視点から評価をいたします。
3)教育の質維持向上を図るPDCAサイクルの稼働
教育研究環境の変化に対応しうるマネジメント教育研究を実現していくために、改善課題の発見と解決によるPDCAサイクルの稼働を促進していく視点から評価をいたします。
4)ステークホルダーのニーズの充足
マネジメント教育研究に対するステークホルダーのニーズに応えた視点から評価をいたします。

3.質保証の対象

 ABEST21は、マネジメント人材の育成を目指す経営分野および知的財産分野におけるマネジメント教育プログラムの質保証をいたします。質保証の評価対象教育プログラムはビジネススクールにおける修士課程のマネジメント学位プログラムで、一般的にMBA(Master of Business Administration)プログラムと呼ばれる教育プログラムです。

4.質保証の期間

 ABEST21の質保証期間は5年です。最初に受ける質保証を「初審評価(Initial Accreditation)」と呼び、その更新を図る質保証を「維持評価(Maintenance Accreditation)」といたします。維持評価においては、初審評価以降のより高い教育の質を求めた質維持向上の状況が評価されてきます。

5.メンターによる指導

 ABEST21は、受審校の自己点検評価の分析を円滑化していくために、受審校に対して適宜必要なアドバイスをしていいきます。

6.質保証の体制

 ABEST21は、産学連携でマネジメント教育研究の第一級の専門家によるピアレビュー(Peer Review)をしていきます。審査体制は二つの委員会から構成され、会員校による実質的な審査を行う専門審査委員会(Peer Review Committee)とステークホルダーの視点から評価する認証評価委員会(Accreditation Committee)とから構成されています。

1)専門審査委員会(Peer Reviw Committee)
専門審査委員会は、マネジメント分野の学術理論と実務の教育研究者の委員で構成される委員会で実質的な審査を行います。
2)専門審査小委員会(Peer Review Team)
受審校の実質的な書面審査と実地調査を行うために専門審査小委員会が組織されます。この委員会は3名以上5名以内の審査員から構成され、審査報告書を作成します。
3)認証評価委員会(Accreditation Committee)
認証評価委員会は、ステークホルダーの視点から審査するために、企業等組織のマネジメントに豊富な経験を持つ有識者から構成され、専門審査委員会の審査報告書を審査し、ABEST21理事会に答申します。
審査体制図

7.質保証の評価基準

 ABEST21の評価基準は、下記の5分野から構成されています。

  • 第1章「教育研究上の目的」
  • 第2章「教育課程等」
  • 第3章「学生」
  • 第4章「教員組織」
  • 第5章「管理運営と施設設備」

 評価基準は、基本的な教育研究活動を評価する「基本視点」と教育研究活動をより詳細かつ具体的に評価をする「細目視点」より構成されています。

評価基準
分野 基本視点 細目視点
第1章
「教育研究上の目的」
基準1:教育研究上の目的 4
基準2:教育研究上の目的達成の重要な要素 3
基準3:教育研究上の目的の継続的な見直し 3
基準4:財務戦略 3
第2章
「教育課程等」
基準5:学習目標 3
基準6:教育課程 7
基準7:教育水準 9
基準8:教育研究の維持向上の取組 5
第3章
「学生」
基準9:求める学生像 3
基準10:アドミッション・ポリシーと入学者選抜 5
基準11:学生支援 4
基準12:学生の学業奨励 3
第4章
「教員組織」
基準13:教員組織 6
基準14:教員の資格 5
基準15:教員に対する教育研究支援 4
基準16:教員の任務 3
第5章
「管理運営と施設設備」
基準17:管理運営 3
基準18:施設・設備 5
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8.質保証の評価方法

 評価の方法は、下記の4段階に分けて、原則として1年半の評価期間において審査をしていきます。

1)第1段階:受審資格の審査
受審希望校は、6月末日までに所定の書式に従い、「受審資格申請書」を提出し、受審資格の審査を受けます。
第2段階:「認証評価計画(Accreditation Plan)」の審査
受審校は、教育の質維持向上を目指す基本計画の策定のために、教育研究環境の分析、「教育研究上の目的」の制定、それを実現するための戦略の策定等を分析したAccreditation Planを作成し、9月末までに提出し、11月開催のPeer Review Committeeにおいて審査します。
3)第3段階:「自己点検評価報告書(Self-Evaluation Report)」の審査
「Accreditation Plan」の審査にパスした受審校は、評価基準の基本視点と細目視点に基づく自己点検評価の分析、改善課題の抽出、課題解決計画の立案及び実行計画の策定等の分析をした「Self-Evaluation Report」を6月末日までに提出し、専門審査委員会による「書面審査」と「実地調査」が行われます。
4)第4段階:認証評価の審査
専門審査委員会による「Self-Evaluation Report」の書面審査と実地調査の審査結果に基づき、認証評価委員会において受審校のマネジメント教育の質保証が最終的に審議されます。

9.質保証の評価結果の公表

 ABEST21は、認証評価の審査結果を受審校と関係官庁に報告し、ウェブサイトにそれぞれ掲載し、広く社会に公表します。

10.評価のコンプライアンス

 ABEST21は、中立・公正なそして客観的な審査を行うために、下記の事項を順守して審査をしています。

1)利害関係者の排除等
受審校の審査に直接関係する委員は、書面審査及び実地調査から外れます。また、専門審査委員会及び認証評価委員会における審査結果の議決に加わることからも外れます。
2)機密保持
審査員および専門審査委員会又は認証評価委員会の委員は、審査過程で知り得た個人情報等及び受審校の評価の内容に係る情報を外部に漏らすことは禁止されます。また、委員として取得した情報は、他の情報と区別し、機密保持に努めなければなりません。
3)各委員の氏名公表等
審査の過程においては、審査員及び認証評価委員並びに専門審査委員の氏名は、公正かつ適正な評価を行うために非公表といたします。ただし、審査が終了した後においては評価結果を公表いたします。

11.審査費用

 ABEST21は、初審評価及び維持認証評価の審査費用は、下記の通りです。
専門職大学院は、研究科の「専攻」を単位とし、専門職大学院1研究科1専攻当りとします。

  • ① 審査費用:300万円(消費税別)(認証評価申請時に支払)
  • ② 再審査費用:100万円(消費税別)(再審査開始時に支払)
  • ③ メンター費用:個別に指導員による指導を受ける場合の経費の一部(交通費、宿泊費、会議の会場費等)については受審校の負担といたします。

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